日本語プログラミング言語「なでしこ」を AWS Lambda の関数として記述するための Custom Runtime です。
ファイル function.nako
を作成し、関数 ハンドラ
を定義します。
●(イベントデータとコンテキストの)ハンドラとは
関数の中身
ここまで
関数の引数には以下の内容が渡されます。
イベントデータ
: Lambda 関数に渡されるデータです。コンテキスト
: Lambda 関数の実行環境情報がオブジェクトで渡されます。リクエストID
: Lambda 関数の呼び出しを特定する ID です。タイムアウト
: Lambda 関数の実行がタイムアウトする時刻の UNIX TIME です。関数ARN
: Lambda 関数を特定する ARN です。ロググループ名
: Lambda 関数ログを含むログストリームが作成される Amazon CloudWatch Logs グループの名前ログストリーム名
: Lambda 関数ログを含む Amazon CloudWatch Logs ストリーム関数名
: Lambda 関数の名前関数バージョン
: Lambda 関数のバージョン関数メモリサイズ
: Lambda 関数のサイズ (MB 単位)
関数の戻り値が Lambda 関数の戻り値になります。文字列かオブジェクト型を戻すことができます。
関数内で「表示」関数を使用すると Lambda のログに出力されます。
引数に Lambda 関数のコンテキストを渡すことで、labmda 関数の実行残り時間を取得することができます。
コンテキストのlambda関数実行残時間
「残り時間は{それ}ms」と表示
- 作成したファイルを zip 形式で圧縮します。
- AWS Lambda の関数を以下の設定で作成します。
- 参照されるレイヤー
- 「レイヤーの追加」ボタンを押す
- ラジオボタン「レイヤーバージョン ARN を提供」を選択
- 「レイヤーバージョン ARN」に
arn:aws:lambda:ap-northeast-1:669411927913:layer:nadesiko:22
を設定
- コード エントリ タイプ: 「.zip ファイルをアップロード」を選択
- ランタイム: 「独自のランタイム」を選択
- ハンドラ:
function.ハンドラ
と入力 - 関数パッケージ: 作成した zip ファイルを選択
- 参照されるレイヤー
MIT