F-RevoCRM は日本企業に合わせた形で開発された高機能なCRMです。 あらゆる顧客接点を管理するために、キャンペーン・リード管理から顧客・商談管理、販売管理、サポート管理・プロジェクト管理まで幅広い機能を持ち合わせています。
公式サイト https://f-revocrm.jp
2021年3月26日にアナウンス( https://github.com/thinkingreed-inc/F-RevoCRM/commit/c33e4e55b7fc83462a60d83fb84215d07796758f )していたとおり、2022年4月1日を持ちましてIE11環境を非推奨と致しました。
以降はGoogle Chromeの最新版、またはChromium Edgeの最新版をご利用ください。
Vtiger Public License 1.2
- 2コア以上、4GB以上のメモリ、40GB以上の空き容量(利用人数・用途によってスペックが大幅に変わる)
- Apache 2.4以上
- PHP 7.4~8.3
- php-gd
- php-mysqlnd
- php-imap
- php-mbstring
- php-xml
- php-bcmath
- php-opcache
- php-zip
- php-curl
- memory_limit = 512M(min. 256MB)
- max_execution_time = 0 (min. 60 seconds、0は無制限)
- error_reporting (E_ERROR & ~E_NOTICE & ~E_STRICT & ~E_DEPRECATED)
- display_errors = OFF
- short_open_tag = OFF
- MySQL 5.6以上
- storage_engine = InnoDB
- local_infile = ON (under [mysqld] section)
- sql_mode = NO_ENGINE_SUBSTITUTION for MySQL 5.6+
※PHPの下位バージョンでも概ね動作しますが、未検証のため推奨から除外しています。
本アプリケーションはWebアプリケーションとなりますので、URLへ直接アクセスしてください。
またリファラーチェックを行っておりますので、もしSharePointなどの社内イントラにリンクを設置する場合は、rel=noreferrer
属性を追加してください。
<a href="https://example.com/{CRM_DIR}/index.php">F-RevoCRM</a>
↓
<a href="https://example.com/{CRM_DIR}/index.php" rel="noreferrer">F-RevoCRM</a>
- Windows 10 Google Chrome最新 / Microsoft Edge(Chronium)最新
- 最低1366×768以上の解像度、推奨1920×1080以上
- 最低Intel Core iシリーズまたはそれ以上の2コア以上のプロセッサ、推奨4コア以上
- 最低4GB以上のメモリ、推奨8GB以上
- Android 9.x/8.x Google Chrome(タブレット未確認)
- iPhone iOS 12.x/11.x Safari(iPad未確認)
以下、F-RevoCRMのインストール方法になります。
- F-RevoCRM7.4のインストール方法はそのまま読み進めてください。
- F-RevoCRM6.5からのバージョンアップはインストール方法の後に記載があります。(F-RevoCRM7.3からのバージョンアップはパッチ適用方法を参照してください。)
- F-RevoCRM7.4のパッチ適用方法については各パッチ付属のREADMEを参照してください。
- 本レポジトリをDockerで構築する場合は、docker/README.mdを参照してください。
- PDF出力にheadlesschromeを利用する場合は、docker/headlesschrome/README.mdを参照してください。
configファイルはconfig.inc.php
として、インストール後に生成されます。
このファイルは、config.template.php
をベースに、インストーラーが自動生成するファイルとなりますので、もし独自に設定する必要がある場合はconfig.template.php
をconfig.inc.php
にリネームし、利用してください。
データベース名などを「frevocrm」としてインストールすることを前提に記載します。
事前にそれぞれをインストールしておいてください。
*注意点1
MySQLのSTRICT_TRANS_TABLESを無効にしてください。
# 下記手順は設定例
vi /etc/my.cnf
# 以下の行を変更
[変更前]
sql_mode=NO_ENGINE_SUBSTITUTION,STRICT_TRANS_TABLES
[変更後]
sql_mode=NO_ENGINE_SUBSTITUTION
# mysqlを再起動
service mysqld restart
MySQL8.0以降の場合は、認証モードの変更が必要です。
vi /etc/my.cnf
# [mysqld]のセクションの中に以下の1行を追加
default-authentication-plugin=mysql_native_password
# mysqlを再起動
service mysqld restart
*注意点2
php.iniにて以下の設定が必要です。
date.timezone = "Asia/Tokyo"
max_input_vars = 100000
post_max_size = 32M
upload_max_filesize = 32M
max_execution_time = 60
- 最低要件のため、利用用途等に合わせて数値を大きくしてください。
*注意点3
「.htaccess」によるアクセス制限を実施しています。 「.htacesss」が有効になるようにAllowOverride Allに設定してください。
ApacheのDocumentRoot以下に解凍したディレクトリ毎、あるいはファイルを置いて下さい。 ここでは仮に/var/www/frevocrmに設置したものをとして進めます。
F-RevoCRMはPHPの各種ライブラリをcomposer経由でインストールする必要があります。
cd /var/www/html/frevocrm
composer install
3.で設置したF-RevoCRMのURLを開きます。
画面に従って初期設定を完了させてください。
F-RevoCRM 6.5 を F-RevoCRM 7.4 にバージョンアップする手順になります。
- F-RevoCRM 6.5 であること(パッチバージョンは問わない)
- ソースコードの修正やモジュールの追加がされていないこと
- F-RevoCRM 6.5のインストール済み環境があること
F-RevoCRMのデータベース、ファイルを全てバックアップを取得します。
- F-RevoCRMのディレクトリ全体を別名に置き換えます。
# コマンド例
mv frevocrm frevocrm.20201001
- F-RevoCRM 7.4 インストール直後のファイルをもともとのF-RevoCRMのディレクトリとしてコピーします。
# コマンド例
cp -r frevocrm73 frevocrm
- F-RevoCRMの設定ファイル(config.*, *.properties, *tabdata.php)をコピーします。
# コマンド例
cp frevocrm.20201001/config.* frevocrm/
cp frevocrm.20201001/*.properties frevocrm/
cp frevocrm.20201001/*tabdata.php frevocrm/
4.F-RevoCRMのドキュメントファイルをコピーします。
# コマンド例
cp -r frevocrm.20201001/storage/* frevocrm/storage/
タグとしてv7.4.xが追加されるまで、Migrationは実行されません。
最新のバージョンで実行したい場合は、vtigerversion.php
のファイルを編集し、次のバージョンを指定してから以下のマイグレーション用のURLを実行してください。
- アクセスすると自動でマイグレーションが実行されます。
-
動作確認 F-RevoCRMのログインや業務に関わる動作を確認してください。
-
作業ディレクトリの削除
# コマンド例
rm -r frevocrm.20170118
Dockerで構築する為、docker/README.mdを参照してください。
Gitコマンドを使い以下の設定を行ってください。
下記コマンドにより、不要な変更点が表示されなくなります。
git update-index --assume-unchanged parent_tabdata.php
git update-index --assume-unchanged tabdata.php
git update-index --assume-unchanged user_privileges/user_privileges_1.php
xdebug3がインストール済みです。
docker-compose.yml
の以下の部分を修正してください
# Xdebugの設定を有効にしたい場合は、mode=debug に変更してください
# XDEBUG_CONFIG: "mode=off client_host=host.docker.internal client_port=9003 start_with_request=yes"
XDEBUG_CONFIG: "mode=debug client_host=host.docker.internal client_port=9003 start_with_request=yes"
WSL2を利用の場合は、以下のように実行してください。
cp docker-compose.override.yml.exmple docker-compose.override.yml
cp .env.example .env
その後、.envの中にWSL2のIPアドレスを入力してください。
hostname -I
# 172.26.76.74
vim .env
# DOCKER_HOST_IP=172.26.76.74
vscodeをご利用の場合は、xdebugのエクステンションをインストール後、以下のように .vscode/launch.json
を修正してください。
{
"version": "0.2.0",
"configurations": [
{
"name": "F-RevoCRM XDebug:9003",
"type": "php",
"request": "launch",
"port": 9003,
"pathMappings": {
"/var/www/html": "${workspaceRoot}"
}
}
]
}
更新履歴を参照してください。