VOICEROID2 を HTTP API で操作して読み上げさせるコンソールアプリケーションです。(要管理者権限)
Voiceroid2Proxy を基に機能拡張を行いました。
ACT.Hojoring で棒読みちゃんの代わりに使用することで 低遅延 UI 妨害のない 読み上げが可能です。
FFXIV プレイ中に読み上げが行われてもウィンドウが前面に出現しないため, 操作がブロックされることはありません。
BetterDiscord 用のプラグイン VoiceChatNotificationsForVoiceroid2Proxy.plugin.js を使用することで, VC 関連の通知 (VC に人が入ってきた場合, ミュートした場合など) を VOICEROID2 に読み上げさせることが可能です。
現在実装されている HTTP API は以下の通りです。
LAN に 4532/tcp
を開放するので同一ネットワーク内から操作が可能です。
-
GET /talk
パラメータtext
を渡すことで読み上げを行えます。ただしGET
リクエストは URL の長さの制約を受けるのでPOST
を推奨します。(ACT.Hojoring との互換性のためGET
対応しています)「てすと」を読み上げる例:
http://localhost:4532/talk?text=%E3%81%A6%E3%81%99%E3%81%A8
-
POST /talk
ペイロードとして JSON を送信することで読み上げを行えます。「てすと」を読み上げる例:
{ "text": "てすと" }
特定の文字列を text
に含めることで特殊な操作を行えます。
-
結月ゆかり>
話者名を指定することで特定の話者に読み上げさせることが可能です。(VOICEROID2 の機能で、VOICEROID2 側の設定から記号を変更できます)
他の話者も指定可能です。
この指定はtext
の先頭で行う必要があります。 -
<clear>
読み上げのキューをクリアします。 -
<pause>
,<resume>
現在の読み上げを 一時停止 / 再開 します。 -
<interrupt_enable>
,<interrupt_disable>
読み上げの割り込みモードを 有効化 / 無効化 します。
デフォルトでは割り込み (読み上げ中に別のテキストを受け取ると中断し, 新しいテキストを読み上げます) が有効になっています。