Backlogのgitを快適に使うためのコマンドラインツール。
gitb
コマンドはBacklogのgitを快適に使うのに役立ちます。たとえば、PR、issue、branch、tagsなどをブラウザで1回のアクションで開くことができます。
gitb
コマンドはすべてのgit
コマンドをラップしているので、 gitb fetch
、gitb pull
、 gitb push
のように gitb
コマンドを使ってgit-command
を実行することができます。
接尾辞Bには複数の意味があります。Backlog、Browser、Bダッシュ。
MacOSで使用可能なパッケージマネージャであるHomebrewでインストールできます。
$ brew tap vvatanabe/gitb
$ brew install gitb
Go言語(go1.13+)をインストールしていれば、go getコマンドでもインストールできます。
$ go get github.com/vvatanabe/gitb
ビルドされたバイナリはGithubのリリースで利用可能です:
https://github.com/vvatanabe/gitb/releases
現在のリポジトリに対するBacklogのプルリクエストに関連するコマンドです。
COMMANDS:
gitb pr [-s <STATE>]
現在のリポジトリのプルリクエスト一覧ページを開きます。
gitb pr show [<PR-ID>]
指定した<PR-ID>
のプルリクエストのページを開きます。<PR-ID>
を指定しない時は、現在のブランチに関連したプルリクエストのページを開きます。
gitb pr add [-b <BASE>]
現在のブランチでプルリクエストを追加するページを開きます。
gitb pr blame [git blame command options] <PATH>
指定した<PATH>
の変更に関連するプルリクエストIDを行単位で表示します。git blame
コマンドのオプションを適用できます。
OPTIONS:
-s, --state <STATE>
STATEでプルリクエストをフィルタリングします。値: "open" (初期値), "closed", "merged", "all".
-b, --base <BASE>
BASEはプルリクエストのベースとなるブランチ名です。デフォルトは空です。
現在のリポジトリに対するBacklogの課題に関連するコマンドです。
COMMANDS:
gitb issue [-s <STATE>]
現在のプロジェクトの課題一覧ページを開きます。
gitb issue show
現在のブランチに関連する課題ページを開きます。
gitb issue add
現在のプロジェクトに課題を追加するページを開きます。
OPTIONS:
-s, --state <STATE>
STATEで課題をフィルタリングします。 値: "all", "open", "in_progress", "resolved", "closed", "not_closed" (初期値).
現在のリポジトリに関するGitページ(ブランチ、ツリー、タグ等)を開きます。
COMMANDS:
gitb browse branch
現在のリポジトリのブランチ一覧ページを開きます。
gitb browse tag
現在のリポジトリのタグ一覧ページを開きます。
gitb browse tree
現在のブランチのツリーページを開きます。
gitb browse history
現在のブランチの履歴ページを開きます。
gitb browse network
現在のブランチのネットワークページを開きます。
gitb browse repo
現在のプロジェクトのリポジトリ一覧ページを開きます。
gitb browse show
与えられたファイルまたはディレクトリの該当するページを開きます。
gitb browse commit <hash>
与えられたハッシュのコミットページを開きます。
gitb <command>
をgit <command>
として使いたい場合は、.XXXrc(.bashrc、.zshrc、config.fish)に以下のエイリアスを書いてください。
function git(){
gitb "$@"
}
function git
gitb $argv
end
- Inspired by github.com/github/hub
gitb pr blame
is a Golang port of kazuho/git-blame-pr.pl
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