English | 日本語
ほかのバージョンを参照 |
チュートリアル | 説明 |
概要 | このチュートリアルでは、SDx™ IDE (Integrated Development Environment) ツールを使用してソフトウェア関数をアクセラレーションするために使用可能な SDSoC 環境プラットフォームの作成方法を説明します。 |
OpenCV から xfOpenCV への移行 | このチュートリアルでは、OpenCV を xfOpenCV (ザイリンクス SoC および FPGA 用に最適化されたハードウェア アクセラレーション済みの関数) へ移行する方法について説明します。xfOpenCV を使用するように最適化すると、コードがエンベデッド GPU よりも最大で 40 倍、CPU よりも 100 倍高速に実行できます。 |
プラットフォームの作成 | このチュートリアルでは、SDSoC プラットフォームの作成方法を説明し、そのプラットフォーム上で SDSoC アプリケーション例を作成して実行します。 |
SDSoC (Software-Defined System-On-Chip) 環境は、Zynq-7000 SoC および Zynq UltraScale+ MPSoC プラットフォームを使用してヘテロジニアス エンベデッド システムをインプリメントするための Eclipse ベースの統合設計環境 (IDE) です。SDSoC 環境では、ソフトウェア エンジニアおよびシステム アーキテクト用に、使いやすい Eclipse ベースの IDE を使用したエンベデッド C/C++ アプリケーション開発環境と、ヘテロジニアス Zynq SoC 開発用の包括的なデザイン ツールが提供されています。SDSoC 環境には、プログラマブル ロジックでの自動ソフトウェア アクセラレーションや、システム接続の自動生成などを実行する、フル システム最適化 C/C++/OpenCL コンパイラが含まれます。SDSoC 環境内のプログラミング モデルは、ソフトウェア エンジニアが簡単に理解できるように設計されています。アプリケーションは C/C++/OpenCL コードで記述され、プログラマがターゲット プラットフォームとハードウェアにコンパイルするアプリケーション内の関数のサブセットを特定します。この後、SDSoC システム コンパイラによりアプリケーションがハードウェアとソフトウェアにコンパイルされ、ファームウェア、オペレーティング システム、アプリケーション実行ファイルを含むブート イメージを含めた完全なエンベデッド システムが Zynq デバイスにインプリメントされます。
SDSoC 環境では、C/C++/OpenCL 関数の Zynq デバイス内の Arm CPU だけでなくプログラマブル ロジック ファブリックへのクロスコンパイルおよびリンクを含め、ソフトウェア抽象層を増加することによりハードウェアが抽象化されます。プログラマブル ハードウェアで実行するプログラム関数のユーザー仕様に基づいて、プログラム解析、タスク スケジューリング、プログラマブル ロジックおよびエンベデッド CPU へのバインディングが実行されるほか、ハードウェアおよびソフトウェア コード生成により、ハードウェアとソフトウェア コンポーネント間の通信および連携が調整されます。
SDSoC 環境 2018.2 リリースでは、Zynq-7000 SoC を搭載した ZC702、ZC706、および Zed 開発ボード、Zynq UltraScale+ MPSoC を搭載した ZCU102 開発ボードがサポートされています。その他のプラットフォームは、パートナーから入手できます。詳細は、SDSoC 環境のウェブ ページを参照してください。
Copyright© 2019-2019 Xilinx
この資料は表記のバージョンの英語版を翻訳したもので、内容に相違が生じる場合には原文を優先します。資料によっては英語版の更新に対応していないものがあります。日本語版は参考用としてご使用の上、最新情報につきましては、必ず最新英語版をご参照ください。