ATOMS3で動作する,SPIFFS 上にある画像を次々と表示するプログラムです。表示方法にはボタンを押すたびに画像を表示する「手動モード」と,一定間隔で画像を表示する「自動モード」があります。
このプログラムはPlatformIO IDE環境でコンパイルすることを想定しています。
SPIFSS はこのリポジトリにあるパーティションテーブルno_ota_8MB.csv
を使用して 7 MiB の容量を確保しています。
表示する 128px x 128px の画像ファイル(PNG,JPEG,BMP)をdata
ディレクトリに置きます。
PlatformIO メニューから「Upload Filesystem Image」を選択するか,コマンドラインからpio run --target uploadfs
を実行して画像ファイルを SPIFFS にアップロードします。
data/image-viewer.json
を SPIFFS に転送すると,自動モードのオン・オフ,自動モードのときの画像の切り替え間隔(ミリ秒),ランダム切り替え間隔モードのオン・オフを指定することができます。設定ファイルがない場合は自動モード(AutoMode
)はオフ(false
),切り替え間隔(AutoModeInterval
)は 3 秒(3000 ミリ秒),ランダム切り替え間隔モード(AutoModeRandomized
)はオフ(false
)になっています。
{
"AutoMode": false,
"AutoModeInterval": 3000,
"AutoModeRandomized": false
}
ランダム切り替え間隔モードをオンにすると,0 ミリ秒からAutoModeInterval
で指定したミリ秒の間のランダムな間隔で画像を切り替えます(v0.0.4 からの新機能)。
ATOMS3 を起動すると,SPIFFS にある画像ファイル(PNG,JPEG,BMP)を順に表示します。画面の向きは ATOMS3 の向きに合わせて自動的に変わります。
表示方法は以下の 2 通りです。
- 手動モード
ボタンを押すたびに表示する画像を切り替えます。 - 自動モード
一定間隔で画像を切り替えます。
通常は設定ファイルで指定したモードで起動します。ボタンを押しながら起動すると,設定にかかわらず自動モードになります。
起動すると以下の画面が表示されます。設定ファイルがない場合Config:
の情報は表示されません。
Image Viewer v0.0.2
Config:
/image-viewer.json
AutoMode: false
Interval: 3000ms
Randomized: false
Mode:
Manual, Auto or Auto(Forced)
Image Files:
画像ファイル1
画像ファイル2
...
画像ファイルN
SPIFFS 上に画像ファイルがない場合は,以下のように表示されます。
Image Viewer v0.0.2
Config:
/image-viewer.json
AutoMode: false
Interval: 3000ms
Randomized: false
Mode:
Manual, Auto or Auto(Forced)
No image files found
画面に画像一覧が表示されてから一定時間(デフォルトは 3 秒)が経過すると表示モードに応じて画面に画像が表示されます。